受診者様のマイナス感情をプラスに変える! セラヴィ新橋クリニック受付グループのやりがいとキャリアの可能性

東京運営部 セラヴィ新橋クリニック受付Gpリーダー

森 香穂子

PROFILE

勤続5年目(2025年2月時点)。中途採用で進興MSに入社。4年間受付業務の経験を積み、2024年にリーダーに昇任。受付業務に加えて、メンバーのマネジメント、組織の業務改善などにも取り組む。

進興メディカルサポート(以下、進興MS)で働いている方々は、自分の仕事について、または会社について、どのような印象を抱いているのでしょうか?この記事では、実際に働いている社員のみなさんにインタビューを実施。仕事や会社の魅力について探っていきます。

今回は、東京運営部 セラヴィ新橋クリニック受付Gpリーダーの森香穂子さんにインタビュー。セラヴィ新橋クリニックの受付リーダーとして活躍する森さんに、入社の経緯や仕事のやりがい、会社の魅力などについてお聞きしました。

中途採用から受付グループのリーダーに昇任
健診クリニック運営に欠かせない受付業務

森さん本日はよろしくお願いいたします。まずは、進興MSに入社した経緯について教えてください。

前職は病院内にある健診センターに勤めていました。総合病院ということもあって、ご年配の受診者様が多かったのですが、印象的だったのは、みなさん口々に「もっと早く受ければよかった」と仰っていたことです。

このような受診者様の声を聞き、早期発見・早期治療につながる健診の重要性を再認識しました。そこで、「病気を治す」ではなく「病気を防ぐ」アプローチへの興味が増し、健診業界への転職を目指すことにしました。

さまざまな企業を比較検討していたタイミングで出会ったのが進興MSで、ここなら「受診者様と接しながら健診業務に集中して向き合える」と感じ、入社を決意しました。運営母体がリゾートトラストグループということで基盤もしっかりしていますし、長く勤めながらスキルアップするには最適な環境だと感じましたね。

現在はリーダーとしてグループのマネジメントにも携わっているとのことですが、どのようなプロセスでキャリアアップしたのでしょうか?

入社からの4年間は、ひたすら健診の知識や業務を覚えることに集中していました。時間が経つにつれて、自然と後輩の教育や育成に関わる機会が増え、自分のことだけでなく、後輩たちやグループ全体のことに意識が向くようになっていきました。

そんなタイミングで「昇任試験を受けてみないか」と上長から提案があり、チャレンジすることに。業務をこなしながら試験勉強をするのは大変でしたが、なんとか合格することができ、5年目のタイミングでリーダーに昇任しました。

ありがとうございます。受付グループの業務内容やリーダーとしての役割を教えてください。

受付業務と管理業務の2種類があります。

受付業務としては、来院された受診者様の開始受付、健診が終わった後の終了受付のほか、2次検査で来院された方のレセプト業務(保険適用の有無の確認や支払いなど)、売上の確認などの事務作業を行っています。また、他部署と情報を共有・連携のための打ち合わせを行ったり、受診者様にオプション検査の有無を確認したり、わかりやすい受付業務のほかにもさまざまな仕事がありますね。

リーダーの管理業務としては、「メンバーのタスクの振り分け」「休憩は何時から何時に取るのか」といった当日のタイムスケジュール作成のほか、上長からの指示や受診者様のアンケート内容をメンバーに共有する、メンバーからの意見を聞いて業務改善を行うなど、マネジメントやグループ運営に関連する業務を行っています。

受診者様のマイナス感情を少しでもプラスに
健診クリニック受付グループのやりがいとキャリアの可能性

多種多様な業務を担当されていますが、どのような部分にやりがいを感じますか?受付グループのやりがいや魅力について教えてください。

受付の直接的なやりがいや魅力とは少し違うのですが、私が所属するセラヴィ新橋クリニックは移転リニューアルが完了したところで、さらなるサービス品質の向上に向けて、あらゆる面で業務改善に取り組んでいます。受付グループ内はもちろん、施設全体にこのような機運が浸透しており、ポジティブな空気感の中で働けていることにやりがいを感じますね。

受付グループとしては、ホスピタリティの向上に取り組んでおり、「受診者様のアンケートや口コミをもとに改善点を見つけ、グループ全体で話し合って業務改善を行う」といったアクションを継続的に行っています。みんなで協力しあって受診者様への対応を都度見直し、ポジティブな結果が得られたときは、本当にうれしく感じます。

具体的にどのようなときにやりがいを感じますか?業務改善がサービス品質の向上につながったエピソードがあれば教えてください。

最近だと、「ラウンジスペースがあることを受診後に知った」というアンケート回答があり、受診者様向けのラウンジスペースが有効活用されていないことがわかりました。そこで、健診が終了した受診者様に「休憩やちょっとした仕事ができるラウンジスペースがあるのでぜひ使ってください」と案内を徹底するようにメンバー全体に周知しました。その結果、「Wi-Fiや電源が完備されたスぺースがあり、受診後に素早く仕事の連絡ができた」といったアンケートが増えるようになり、業務改善を満足度向上につなげられたと感じました。

健診クリニックの受診者様は、不安や緊張を抱えた状態で来院されることも珍しくありません。受診者様の満足度を高めるには、このようなマイナスの感情を少しでも減らす、またはプラスに変化させることが大切なので、些細なストレスや不満を見逃さず、どんなことでも業務改善につなげることを意識して業務に取り組んでいます。

お話を聞いていると、未経験からそのようなホスピタリティを身につけるのは大変なのでは?と少し感じました。森さんは前職でも経験があったとのことですが、未経験からスキルを身につけたりキャリアアップしたりすることは可能なのでしょうか?

まったく問題ないと思いますよ。研修や育成の制度がしっかり整っているほか、会社とメンバーで新人がしっかり成長できるようにサポートするので、未経験でも確実にスキルを身につけられます。実際に多くのメンバーが未経験からキャリアをスタートしているので、健診や接遇に興味がある方ならどんな方でも大丈夫です。

キャリアアップに関しても、試験を経験した先輩たちからサポートを受けられる環境がありますし、同じ試験を受けるメンバー同士で悩みを打ち明け合ったり、一緒に対策をしたりできる機会も設けられています。キャリアアップを目指したい方にもぴったりだと思います。

ホスピタリティを追及し、満足度の高い接遇を提供
受付グループの今後の目標とは?

森さんの今後の目標について教えてください。今後はどのようなキャリアをイメージしているのでしょうか?

リーダーになるまでは、自分のスキルを高めることに集中していましたが、現在はチーム全体のホスピタリティ向上にフォーカスしています。自分のスキルや経験をメンバーに棚卸しして、グループ全体の接遇レベルを底上げする、そして受診者様にさらに満足いただける接遇を提供するのが短期的な目標です。

また、進興MSに入社した理由でもお伝えしましたが、私は「早期発見・早期治療につながる健診の重要性」を実感してこの業界に入りました。そのため、長期的には「病気を防ぐアプローチ」の重要性を発信したり啓蒙したりする仕事にチャレンジしたいと考えています。どのような形でチャレンジするかはまだ不透明なのですが、自分なりのやり方でチャレンジができれば良いですね。

本日はありがとうございました。最後に求める人物像について聞かせてください。進興MSにはどんな人に合っていると思いますか?

受付に関わらず、進興MSは意見交換が非常に活発な会社です。多くの人と関わりながら仕事を行うので、人と触れ合うことに抵抗がない方、または人と交流するのが好きという方は気持ちよく働けると思います。

また、業務のブラッシュアップも頻繁に行うので、どんなことにも前向きに取り組める方や、積極的にいろいろな仕事にチャレンジしたいという方であればマッチすると思いますよ。