新施設立ち上げに挑む。ゼロからシステムを構築する裁量と11年目の成長実感。
立川北口健診館 人事総務部 情報管理課 係長
K.I
PROFILE
入社後、業務管理課にて約3年間結果処理業務に従事し、その後、情報管理課へ異動。現在は立川北口健診館にて、健診システムの保守・運用、および新規システムの導入対応などを担当。
進興メディカルサポート(以下、進興MS)で働いている方々は、自分の仕事について、または会社について、どのような印象を抱いているのでしょうか?この記事では、2026年7月に多摩地域初の女性専用健診施設として誕生した「立川北口レディス健診館」のオープンまでの軌跡をたどるべく、立ち上げプロジェクトの中心的な役割を担ったメンバーにインタビューを実施しました。
今回は人事総務部 情報管理課の係長として、立川北口健診館のシステム保守・運用を担うK.Iさんにインタビュー。「新施設の立ち上げプロジェクト」という大きな挑戦の舞台裏と、個人の責任にせず、チーム全員で向き合う、強固なチーム力について、詳しくお話を伺いました。
勤続11年、施設を支えるシステム管理の仕事。
これまでのキャリアについて教えてください。
当社には中途入社で、今が3社目です。1社目はシステム開発会社でプログラマーをしていました。1年半ほどでプログラム構築が自分に合わないと感じて転職し、2社目ではプログラムの知見を活かして営業とSEの間のようなポジションで7年間勤務しました。
その後、また別の仕事も見てみたいと思っていた時に、たまたま立川北口健診館の求人募集を見つけました。基本は事務作業ですが、少しシステマチックな業務もあるとのことだったので、「これまでの自分の経験を活かして、力になれるのではないか」と思ったのが応募のきっかけですね。
入社してからの経歴と、係長に昇進した経緯を教えてください。
入社後は業務管理課に所属し、健康保険組合様や各事業所様向けに健診結果データを作成していました。当時の立川拠点には、健診の運営に必要なシステムの設計やサポートを行う部署である「情報管理課」がなかったため、パソコンの不具合対応なども並行して行っていました。そこで3年ほど経った頃、会社の方針で情報管理課へ異動になり、現在に至ります。
現在は勤続11年目ですが、入社数年で主任、その後の勤務状況を上司に評価していただき、5-6年目のタイミングに推薦という形で係長に昇進しました。主任の時は試験がありましたが、係長への昇進は当時の推薦制度によるものです。
現在の仕事内容と、立ち上げプロジェクトでの役割を教えてください。
普段は、情報管理課で運用保守管理を責任者として担当しつつ、並行して新施設の立ち上げプロジェクト全般を進めています。今回の立ち上げでは、新規施設に必要なシステム周りの導入・進捗管理や各ベンダー様、医療機器メーカー様との調整窓口を担当しています。
全体的な取りまとめは私が行っています。ただ、システムの構築には専門的な技術が必要な部分が多いので、別拠点の情報管理課とチームを作って協力をし、抜けがないように進めている状況です。
既存の枠に留まらない、スケールの大きな仕事に挑む
新施設でのシステム構築の依頼があった時、プレッシャーはありませんでしたか?
10年に一度あるかないかの大きなプロジェクトですし、未経験のことばかりなので大変だとは予測できましたが、不思議とプレッシャーや大きな不安はありませんでした。「ついに来たか」と、むしろ前向きに心の準備はしっかりできていました。
というのも、立川拠点は少人数ですが結束が固いですし、拠点として日頃からチャットやミーティングを通じて、他拠点と密に連携を取り合ってきたという確かな実績があります。今回の新施設立ち上げプロジェクトは、私たちの拠点の力だけでは完結せず、他拠点の力を借りる必要がありました。しかし、日頃の連携力があれば必ずやり切れるという確信がありました。そのおかげで臆することなく臨めましたし、実際にこの大きな仕事を全員で乗り越えることができました。
既存の業務との違いや、プロジェクトで特に苦労した点は何ですか?
普段の保守・運用業務とは違い、今回はゼロからの健診施設の立ち上げのため、準備の洗い出しに一番慎重になりました。土台となるネットワーク関係の構築など、準備の時点で抜け漏れがあると後々の工程に影響してしまうからです。その中で特に苦労したのは、多くの人が関わる中での合意形成と連携でした。
そこで、医療従事者の方々と認識のズレが起きないよう、皆で意見を出し合う場を設けて密に意思疎通を図りました。大規模プロジェクトゆえの合意形成の難しさもありましたが、他拠点の情報管理課に技術的なフォローをしてもらい、最終的には上長に判断を仰ぎながら、全員で協力して良い体制で進めることができました。
新施設では具体的にどのようなシステムを導入するのですか?
導入するシステムは大きく3つあります。1つ目は新施設への健診システムの導入です。2つ目は、受診者様をタブレットで一元管理してご案内する「誘導支援システム」です。3つ目は「レントゲン画像データの連携」です。これは、新施設で撮影したレントゲン写真の保存を、立川北口健診館にあるサーバーで行うため、医療機器メーカーやサーバー管理会社との細かな調整が必要になります。
私一人で全てを行うのは難しいため、これら3つの領域それぞれに、東京・新橋・仙台の各拠点の情報管理課からエキスパートがついて、チームとして手厚くフォローしてくれています。この方々とうまく連携しながら、プロジェクトを推進していきました。
チームと共に、ゼロの状態を形にするやりがい
プロジェクトを通じて実感した、進興MSの良さとは?
今回強く実感したのは、進興会や進興MSのスタッフは皆さん本当に協力的だということです。こうした大きなプロジェクトがあっても、誰か特定の個人に全ての責任を押し付けるような風潮は全くありません。短い期間でなんとか順調に進められたのも、皆さんの協力があったからです。普段の業務があるにもかかわらず、プラスアルファとなる立ち上げ業務にとても精力的に関わってくださいました。
みんなで協力し合って、一緒に良いものを作っていく姿勢が自然と根付いているのは、この職場の本当に素晴らしい魅力だと誇りに思っています。
この業務を通じて、どんなやりがいや自身の成長を感じましたか?
何もなかったゼロの状態から施設が形になっていくところを、最前線で見届けられたことに大きなやりがいを感じました。 時間との勝負の中で、一人で抱え込まずに、周りに対して遠慮しすぎないことが身についたと感じています。困った時は現状をはっきり周囲に伝え、わかる人と連携しながら前倒しで対応することを徹底しました。
立川拠点の情報管理課では、普段から現場が困っている時は誠心誠意、現場の皆さんの力になれるよう心がけてきました。その時の信頼関係があったからこそ、今度は自分が困っている時に、皆さんが温かく手を差し伸べ、力を貸してくれたのだと感じています。
健診が苦痛にならない、スマートな施設へ。
7月にオープンする新施設を、どのような場所にしていきたいですか?
正直なところ、私自身は健康診断を受けるのはそれほど得意ではなく…。長い時間待つ、ということが元々苦手なのです。本音としては手早く済ませて帰りたいなぁと思っています。きっと他の受診者様でも同じように思われている方が多いのではないかなと思います。なので、新施設は待っている時間も含めて、少しでも心地よく過ごせる場所にしていきたいと考えています。
今回導入した「誘導支援システム」でよりスムーズなご案内が可能になりますし、待ち時間には受診者様が手元のタブレットで本や雑誌を自由に読むこともできます。そういった仕組みを活用し、受診が苦痛にならない、本当にスマートで快適な健診施設にしたいですね。
今回の貴重な経験を、今後はどのように仕事へ活かしていきたいですか?
今後は「もっと周りと連携して、より大きなチームを一つにまとめ上げる力」を発揮していきたいです。チームが大きくなるほど対立が起きたり、一枚岩になりづらかったりする難しさがありますが、うまくみんなが同じ方向を向けるようなアプローチをしていきたいです。
また、自分一人で遂行しなければいけないという固執を捨て、周りの力を借りながら円滑に物事を進めることが、次へ繋がると確信しています。多くの人が関わるからこそ、思いもしない意見や気づき、新たな改善が生まれます。今後もコミュニケーション能力を磨き続け、どんな大きなプロジェクトでもチームをまとめて遂行できる人間になりたいです。
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